今回は
オジー・オズボーンのおはなし第4弾!
オジーのキャリアを彩るスーパーギタリストたちを特集します!
ランディ・ローズと
ザック・ワイルドにご興味がおありの方は
個別にご紹介していますのでこちらの記事をどうぞ!
今回の目次こちらです!
ブラッド・ギルス
ブラッド・ギルスは1957年アメリカはサンフランシスコ出身
非常に器用なロックギタリストで
中でも※アーミングを得意とするプレイスタイルで
(※ギターにくっついている音程を揺らす装置)
※ナイト・レンジャーというバンドでの活動が有名な方です
(非常にポップな路線のロックで主に1980年代に活躍)
1982年のランディ・ローズの事故のあと
オジーバンドのサポートメンバーとして加入しました
(※その前に一瞬ではあるがバーニー・トーメというギタリストもいた)
ナイト・レンジャーの活動が軌道に乗ったためすぐにオジーバンドを脱退しますが
オジーとは1枚のライヴアルバムを残しています
実はこれが結構すごいアルバムで
こちら4:20あたりからのギターソロちょっと聴いてみてください!
すごいテクニックですよね!(=゚ω゚)ノ
最後の方ではアーミングプレイも聴けます!
(ウィーン、ウィーンって音が揺れてるプレイですね!)
この曲は「N.I.B」というブラック・サバスの曲で
(こちらで詳しく解説してます!)
オジーが1982年に発表したライヴアルバム
「Speak Of The Devil(悪魔の囁き)」
に収録されています
ブラック・サバスが版権の問題でいろいろ面倒くさかった時期の作品で
オジーのソロアルバムなのに
ブラック・サバス時代の楽曲しか収録されていません
このいわゆるカバーアルバムへの参加をバンドメンバーが拒否したり、結局参加することになったりなどスッタモンダがあった時期でして
オジーの有名な「※アラモ事件」もこのあたりで起こっています
(※慰霊碑に立ちションして逮捕された事件!(=゚ω゚)ノ詳しくはこちら!)
そうこうしているうちにランディ・ローズが事故に会い
非業な最期を遂げます…
ツアーの日取りはすでに決まっている中で途中参加したブラッド・ギルスが
短い時間の中でブラック・サバスの曲を習得し
演奏した時のライヴ版がこの「Speak Of The Devil」なんです!
それでこの演奏力…半端ねえ…💦
このアルバムはオジーの曲は入っていませんが
選曲はザ・ブラック・サバスと言える内容なので
聴いてて飽きないです!(*´▽`*)
特にIron Man~Children Of The Graveのメドレーは圧巻です!(=゚ω゚)ノ
2021年現在
ダウンロード販売はされていないんですが…💦
オジー・オズボーンのコアなファンになった方は買って損のない
ブラッド・ギルス在籍時の名盤ですよ!(*´▽`*)
続きまして
ジェイク・E・リー
ジェイク・E・リーは1957年アメリカはヴァージニア出身
アメリカ人と日本人のハーフなんですね!
ランディ・ローズの死を受け
バーニー・トーメ、ブラッド・ギルスを経て
オジーのアルバムに参加した2代目のギタリストとして就任!
3rdアルバム「BARK AT THE MOON(邦題:月に吠える)」
4thアルバム「THE ULTIMATE SIN(邦題:罪と罰)」
の2枚のアルバムに参加しましたが
そののちに解雇されています…💦
以降はバッド・ランズというバンドを経てソロで活動しています
ブルース、ロックを基調としながらも
ヘヴィメタの世界で活躍した
技巧派ギタリストです!
おすすめの名曲こちらです!
BARK AT THE MOON
1983年発表の3rdアルバム
BARK AT THE MOON
(邦題:月に吠える)の表題曲です!
バンドメンバーの死という悲劇に見舞われながらも
後々まで代表曲となる名曲を生み出しました
すごい精神力だ…😢
ランディ・ローズや
ザック・ワイルドの話題の前では何かと霞んでしまうんですが…
これぞジェイク・E・リーの真骨頂!
オジーのボーカル、メロディラインももちろんいいんですけど
この…曲が始まってから終わるまで
全編ジェイクのギターソロ!(=゚ω゚)ノ
といった感じのこの曲!
世のギター小僧の心を掴んで離しません!(*´▽`*)
これはカッコいい…
PVはこの前年に発表された
マイケル・ジャクソンのスリラーに寄せた内容に見えます
オジーが悪魔じゃなくて狼男になったという設定らしいですが…
それは退化じゃないのか…💦
かの有名なタモリさんの番組
タモリ倶楽部の「空耳アワー」では
「BARK AT THE MOON」が
「バカだもん」
に聞こえるということで
サブカル的にも名曲です!笑
次です!
SHOT IN THE DARK
ザック・ワイルド時代のライヴ
「ライヴ・アンド・ラウド」版もおすすめ!
こちらの曲は1986年発表の4thアルバム
THE ULTIMATE SIN
(邦題:罪と罰)に収録されています
こちらも後々までオジーの代表曲となった曲ですね!
私的には「ライヴ・アンド・ラウド」版のほうがパワフルでおすすめです!(*´▽`*)
いい曲なんですけどなぜかオジーのベストアルバムの選曲から漏れてます…💦
なぜ???(>_<)
ちなみにそれがオジー・オズボーンを聴くときに
ベスト盤をおススメしない理由でもあります…💦
これ名曲ですからね!
特にライヴ・アンド・ラウド版の最後のギターソロなんか
マジですごいですよ!(=゚ω゚)ノ
Shot In The Darkとは
「あてずっぽう」といった感じの意味なのですが
この曲の場合は
「人生はいつだって不意打ちさ…」
みたいな意味で使われていると思います
次です!
ガス・G
ガス・Gはファイアー・ウィンドというメタルバンドに所属する
本名:コンスタンティノス "コスタス" カラミトロウディス
という長い名前のギリシャ出身のギタリストです!
そのギターテクニックの高さから
ファイアー・ウィンドでの活動のほか
いくつものバンドを掛け持ちするほど引っ張りだこのミュージシャンで
2009年
ザック・ワイルドの後任として
アルバムに参加した4代目のギタリストとして
オジーバンドに参加しました!
(その前にジョー・ホームズというランディ・ローズの生徒だった人が加入したがアルバムには参加せず脱退)
ちなみに
なぜオジーの長年の良き相棒であり、人気も高かった
ザックが脱退してガス・Gが加入したのか?
ということについては諸説あり
〇オジーがザックのソロ活動の曲と自分の曲が似てきたのを嫌がったからとか…
(これが1番有力説!)
〇ザックがオジーの奥様兼マネージャーのシャロンと仲悪かったからとか…
(これは都市伝説)
〇ザックが病気になったからとか…
(実際に活動を休止した)
真相はよくわかりません…💦
ガス・Gもオジーの2010年の10THアルバム
「SCREME」に参加するも
いつの間にかツアーメンバーがザックに入れ替わっていたりとか…
その次のアルバム「Ordinary Man」にザックが参加していなかったりと…
(プロデューサーであるアンドリュー・ワットがギターを弾いている)
これ以降のオジーバンドは正式なギタリストがいない状態です
たぶん…
オジーのワガママだな!(*´▽`*)
ガス・G時代のオジー
私的には名曲と呼ばれる曲はないように思いますが
彼が参加したアルバム「SCREME」は
ギタリストが変わったことが功を奏したのか
いい意味で現代風な重めのサウンドに仕上がっており
アルバム1枚通して聴いてて飽きない
いい作品だと思います!(*´▽`*)
オジーのファンになった人は要チェックだと思いますね!(*´▽`*)
これカッコいいですよ!(*´▽`*)
Let Me Hare You Screme
まとめ
さて
全4回にわたってお送りいたしましたオジー・オズボーン特集!
お楽しみいただけたなら嬉しいです!(*´▽`*)
オジー・オズボーンはブラック・サバスでは「メタルの創始者」
ソロ活動では「メタルの帝王」と呼ばれ
ロックの歴史に大きな偉業を残したレジェンドでありますが
彼自身は自分のことをそうは捉えておらず
「私はそんな大した人間じゃない」
「私はただのパフォーマーだ」
と捉えており
その才能は自らを追求し高めていくというよりは
周りの人の才能を引き出し
(ギタリスト発掘とかはまさにそれ!)
適材適所で能力を発揮させるという
(奥様シャロンにマネージャー業は任せて本人はやりたいことをやる)
素晴らしい監督
と言ったほうが近いのかもしれません
(実際にザックはオジーのことを「ボス」と呼んでますし笑)
ここに彼がブラック・サバスとたもとを分かった理由があるように思います
ブラック・サバスでは自分は4分の1のピースに過ぎず
監督ではないですからね…💦
自分の才能が最大限に発揮できなかったという側面もあるのではないでしょうか?
ブラック・サバス時代は稀代のパフォーマーとして
ソロ時代は名監督兼メロディメイカーとして
(サバス時代はビートルズ好きが存分に発揮できなかった…)
自分がどこで活動するのか
自分ができることは何なのか?
自分で自分をしっかりと分析し
自らの活動の場をプロデュースできたことが
彼がバンドでもソロでも大成功できたという
稀有なミュージシャンとして君臨している理由であると思います
ハチャメチャなように見せかけて…
実は頭のいい人です!(*´▽`*)
そういうオジーのギャップも心に留めておいていただきながら
オジーの楽曲を聴くと
よりオジー・オズボーンというアーティストを
楽しめると思いますよ!(*´▽`*)
音楽の歴史を語る上で欠かせない稀代のロックレジェンド
オジー・オズボーン
ぜひチェックしてみてくださいね!
ではまた!
オジー・オズボーンの音源購入法
さてこれまでご紹介いたしましたオジーの長いキャリアを総合して
オジー・オズボーンこの1枚!
どれ?
と言われれば…
それはザック・ワイルド時代の1993年発表のライヴアルバム
「ライヴ・アンド・ラウド」です!
このアルバムには今回ご紹介したオジーの代表曲が
2曲とも入っていますし!(=゚ω゚)ノ
(ブラッド・ギルスはサバス時代の曲しか残ってませんし、
ガス・G時代は私的には長いキャリアにおいての名曲ではないと思う…)
オジーの脂の乗り切った時期の最高のパフォーマンスが収録されています!
歴代のオジーバンドのギタリストの大ファンであるザック・ワイルドによる
リスペクトあふれる彼のプレイは
ほぼ歴代ギタリストそのままのフレージングで楽しめますし
アルバム全体の収録曲も
ザ・ベスト・オブ・オジー!
と呼ぶにふさわしいセットリストとなっており
パフォーマーを自称するオジーの
アルバム録音を超えるクオリティを叩き出しています!
ベストアルバムに手を出すよりこっちのほうが聴きごたえあります!
何よりこのアルバムにはオリジナルメンバーでの
ブラック・サバスの再結成も収録されているんですよ!(=゚ω゚)ノ
ベストアルバム!
+
サバスの再結成!
という2倍も3倍もおいしいアルバムなんですね!(*´▽`*)
「オジー・オズボーンの名盤どれ???」
という方にはこの1枚!
「ライヴ・アンド・ラウド」
これをおすすめします!<(_ _)>
こちらです!
ご視聴はこちら!
オジー・オズボーンは…
オジー自らのパフォーマンスと
バンドの演奏
そして観客(ファン)
この3者が一体となったときに
ものすごいクオリティを私たちに聴かせてくれるタイプのアーティストです!
ぜひ聴いてみてくださいね!(*´▽`*)
ちなみに今回ご紹介したジェイク・E・リー時代の名曲の原版はこちら!
ガス・G時代のアルバム「SCREME」はこちら!
最後まで読んでいただきありがとうございました!<(_ _)>
ではまた!
さらに、皆さんに
最高に音楽と合う動画!のご紹介です!
焚火!
葉巻!
お酒!
を楽しんでいるこちらの動画は美しい4K映像に加え
焚火の心地よくパチパチと薪がはぜる音はハイレゾ録音でとてもきれいです!
あなたのお気に入りの音楽とともに
睡眠や作業の時間のおともに
そして、最高のリラクゼーション体験を
皆さんに与えてくれること間違いなしです!
カッコよくて
癒される
「TERRA HARMONY」さんの動画を
ぜひチェックしてみてくださいね!
そのほかのオジー・オズボーンの記事はこちら!
さて
もはや音楽好きの間では欠かせない存在になった「音楽配信サービス」
「Apple Music」は圧倒的な楽曲数を誇ります!
好みに合わせて聴いたことのない楽曲を紹介してくれたり!
音楽検索アプリ「Shazam」と連携することによって
出先で聴いた「あっこれいいなー」と思った楽曲をカンタンにプレイリストに入れることが出来ますよ!(*´▽`*)
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今回ご紹介した楽曲はブラッド・ギルスの「悪魔の囁き」以外
すべて入ってます!(*´▽`*)
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