今回はロック界のビッグネーム
ヴァン・ヘイレンのお話です!
ヴァン・ヘイレンは1977年にアメリカで結成されたバンドで
バンド名の由来はメンバーである
エドワード・ヴァン・ヘイレン(ギター、通称エディ)と
アレックス・ヴァン・ヘイレン(ドラム)という
兄弟の名前から命名されました!
ロックギターが好きな人や弾いてる人にとっては
エディ・ヴァン・ヘイレンはスーパースターですよね!
ライトハンド(タッピング)奏法という
弦を弾く方の手で指板をタップして
「ピロリロピロリロ」鳴らす奏法を
ど派手に楽曲にブッこんできた最初の人で
一躍ギターヒーローになりました!
ギター小僧はみんな真似しましたよね!
現在ではもうスタンダードな奏法に分類されます
新しい奏法を定着させた立役者なんですね!
ギターの世界では神様みたいな人です!
しかし!
ヴァン・ヘイレンがすごいのにはもうひとつ理由があります!
それは!
ヴァン・ヘイレンは
ヴォーカルが変わっても常に第一線で活躍していることです!!!(=゚ω゚)ノ
普通どんなに人気のあるバンドでも
ヴォーカルが変わると人気がなくなる事例はとても多いのですが
というかほとんどのバンドがそうなのですが…
ヴァン・ヘイレンは現在までに2回もヴォーカルが入れ替わりました!
(つまり3人!)
しかしその各々のヴォーカリストの時代に
常にアルバムがビルボードチャートで5位以内には入ってます!
これは本当にすごいことで
他にこういうバンドは見当たりません!
(もしいたら誰か教えて…)
やはりロックの歴史に名を刻む
オンリーワンの存在と言えるでしょう!
今回は
1978年のレコードデビューから
大ヒット曲「JUMP」が発表されたあたりまでの時代
初代ヴォーカリスト
デイヴィッド・リー・ロス在籍時の
名曲をご紹介します!
目次
デビューアルバム 「ヴァン・ヘイレン」
1978年発表のこのアルバム
この頃、日本版のアルバムには
ヘンな邦題を付けるのが流行っていました
ファーストアルバム「ヴァン・ヘイレン」の邦題は
「炎の導火線」(=゚ω゚)ノ
曲のイメージなんですかね~
一文字もあってません…💧
曲はこちら!
I'm the One
どうですか?
激しいバンドサウンドでシャッフルビートをスウィングさせた
かっこいいロックナンバーです!
デヴィッド・リー・ロスの魅力は何といってもその
セクシーさです!
OH!オウ!とか
AH!アウ!とか叫ぶだけでセクシー!
昇天しそうです!笑
こんな感じです!
180cmを超える長身に
ブロンドの胸毛
いつも眠そうな目がセクシーで
基本的に上は何も着ていない…
ビーチで女の子と遊んでる姿が容易に想像できます!笑
素晴らしいバンドのグルーヴと一緒に
とにかくギターを弾きまくるエディ
音だけで楽しそうなのが伝わってきます!
お次はこちら!
Ice Cream Man
どうですか?
こちらはジョン・ブリムという
アメリカのブルーズマンの曲を激しくカバーした演奏で
原曲はこちらです
似ても似つきませんよね!
歌詞を変えてオリジナル曲として発表してもよさそうなこの曲を
あえてクレジットもジョン・ブリムの名前でカバーしたところに
彼らのブルース愛を感じます!(*´ω`*)
私的にはクリームの「クロスロード」と並んで
ブルースを自分の音で表現した最高のカバーだと思います!
「クロスロード」も原曲と比べると恐ろしいことになってるんですよ!
興味のある方はこちらの記事で
それにしても
このヴァン・ヘイレンのバージョン
アコースティックで静かに入ってから途中で爆発するアレンジが
素晴らしい!(*´▽`*)
カッコいい!(*´▽`*)
そしてギターソロ!(=゚ω゚)ノ
なんでそんな次から次へとカッコいいフレーズが弾けるんだ!エディ!!
終盤でのデヴィッドとの掛け合い!
そして王道の終わり方!
素晴らしい!(*´▽`*)
カッコいい!(*´▽`*)
わたしはこの曲大好きです!(*^▽^*)
さて続きまして
2nd 「ヴァン・ヘイレンⅡ」
1979年発表のこのアルバム
気になる邦題は…
「伝説の爆撃機」(@_@)
なぜだwww( `ー´)ノ
曲いきましょ…💧
You're No Good
どうですか?
弱く弾いてるのか?手元でボリュームを落としてるのか?
曲の強弱がなんともエモーショナルです!
最近はこういう
「ボリュームの強弱で魅せる!」
みたいな録音にはお目にかかれないですねー
カッコいいです!
実はこれもカバー曲でして
聴き比べてみると
「原曲へのリスペクトを失わずに自分の曲にしてしまう」という
彼らの天才的な才能を楽しめると思います!
原曲は話すと長くなるので…
1974年に全米1位を獲得した
リンダ・ロンシュタットがカバーしたバージョンをどうぞ
めっちゃ歌うまいです!
どうしてヴァン・ヘイレンはこの曲カバーしようと思ったんですかね?(`・ω・´)
誰も予想していなかった斜め上からの選曲
それでいてしっかりと自分たちの曲にしてしまう
彼らの音楽センスの幅の広さと
唯一無二のバンドの個性が
見事に融合した素晴らしい演奏です!
さてお次
Bottoms Up!
どうですか?
デイヴィッドのセクシーシャウト炸裂!
途中、マジで吹き出しちゃってるところもリリースされちゃってる…
おおらかな時代ですねー(*´ω`*)
この曲もボリュームの強弱を利かせた
シャッフルビートのアッパーなロックンロールですね!
ちなみに「Bottoms Up!」は「杯を上げる」という意味なので
和訳するなら
「一気!一気!」っていう飲み会の掛け声みたいな感じです
(今の時代はもうやりませんけど…)
ズリーよ!英語!!!( `ー´)ノ
「一気!一気!」なんて歌詞、日本語だったらコミックソングしか書けねーじゃん!!!
これでカッコいいなんて…
ズルい…
日本人ロックンローラーは言葉の壁にだいぶ苦しんでおります…(>_<)
ちなみにセクシーデヴィッドは
ライヴでこのようなジャンプをかまし
女の子が「キャー」ではなく
「ギャー!!!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/
と叫ぶほど
大人気だったようです
さて3rdアルバム(1980年発表)
題名は「Women and Children First」で
邦題は「暗黒の掟」
ちょっと意味深に感じるのは私だけでしょうか?
でも「暗黒」はないよね~(-ω-)/
私的には該当曲なしです…
誰かおススメあったら教えてください!<(_ _)>
4thアルバム(1981年発表)
題名は「Fair Warning」
邦題は「戒厳令」
おお!
ちょっと意味あってきた!
なんでしょう?
日本国内の英語の認知度の進み具合に比例してるのかも!
同じく私的該当曲なしです
誰かおススメ教えてください<(_ _)>
5thアルバム(1982年発表)
題名は「Diver Down」
そして邦題は!
「ダイヴァー・ダウン」(*´▽`*)
ついに訳すのやめた!!!
以上、ヘンな邦題劇場でした<(_ _)>
「ダイヴァー・ダウン」は記事最後の番外編で少しご紹介します
そしてお待ちかね!!!
6th 「1984」
文字通り1984年に発売されたこのアルバム
シンセサイザーを大幅に導入し
時代とともに進化してきた「ロックンロール」を
ついに「ロック」という新しいジャンルに昇華させた
金字塔となる作品です!
アルバムは全米2位を記録
その当時の1位はマイケル・ジャクソンの「スリラー」でして
(実はこのマイケルのアルバムにもエディがギターで参加している!(=゚ω゚)ノ)
さすがに「キング・オブ・ポップ」には及びませんでしたが
マイケルは特別中の特別なので
実質1位です!笑
JUMP
これこそヴァン・ヘイレンが世界的ロックバンドたる所以となった
彼らの代表曲ですね!
「ロックンロール」から「ロール」の字が抜け
もはやルーツは関係なし!
アーティストが各々のアイデア、個性のみで勝負し
ロックのジャンルが多様化する時代へと突入しました!!!
シンセサイザーを導入する人はそれ以前にもいましたが
アイデアだけでなくスーパーヒット曲を生み出した彼らは
いよいよロックの歴史に名を刻むことになりました!
それにしてもすごいアイデアだ…
PVの派手さも80年代を象徴してますね!
お次は
Panama
歌詞が
「ピストン、ピストン、俺はもう止まれねー」
みたいな相当おバカな内容なので
パナマ国歌にはなりませんでしたが…笑
めっちゃカッコいい曲です!
特筆すべきは
やはりギタープレイでしょう!
「この曲のアイデアで一体何曲作れるんだ?」という
最初のイントロから最後まで耳に残る魅力的なフレーズばかり!
相変わらずのボリュームで魅せるプレイもあり
もちろん歌も歌ってますけど
曲が始まってから終わるまで
全編エディ・ヴァン・ヘイレンのギターソロ!
って感じの曲です!
この「何曲も作れるアイデアを1つの楽曲にぶち込む」作曲法は
実はかの有名な
モーツァルトが使っていた作曲法で
エディは絶対影響受けてるはずなんですよねー
だって
息子に「ウォルフガング」って名前付けてますからwww
(ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトがモーツァルトの本名)
そのアイデアザクザクのモーツァルトのエピソードに興味のある方は
こちらの記事をどうぞ!
さて次は
Hot for Teacher
0:50ぐらいから曲が始まります
いわゆる
「学校なんてクソくらえ!」
的な楽曲ですが
うーん。この曲もカッコいいですねー
セクシーヴォーカル!
超絶ギター!
完璧リズムセクション!
ザ・ヴァン・ヘイレン!って感じの曲です!!
最後です!
Girl Gone Bad
どうですか?
バンドはより激しく!
ハードロック、ヘヴィーメタル!
けどキャッチーさポップさも失わない!
ヴァン・ヘイレンのさらなる進化を予言させる曲です!
が、このアルバムを最後に
デヴィッド・リー・ロスは脱退!
理由は
「俳優をやりたいから」
ということで
脱退前から映画出演の話が決まっていたようですが
結局公開されず
その後ソロ活動をしたり紆余曲折をへて
ヴァン・ヘイレンに戻ってきます
さて次回は!
ヴァン・ヘイレンの第2章!
2代目ヴォーカリスト
サミー・ヘイガー以降のお話です!
ではまた!
※2020年10月6日エドワード・ヴァン・ヘイレンが
お亡くなりになりました
ご冥福をお祈りいたします
番外編 ギター特集
ギタープレイに興味がある方は
この2曲が必須です!
Eruption
ファーストアルバムに収録されているこのギターソロで
ライトハンド(タッピング)奏法をド派手に披露したことで
エディ・ヴァン・ヘイレンは一躍ギター界の寵児となりました
0:56あたりから繰り広げられるピロピロしたクラシカルなフレーズがそれで
世のギタリストは度肝を抜かれましたねー
これ以降タッピング奏法は
エディの代名詞となりました!
Cathedral
こちらは5thアルバム「ダイヴァー・ダウン」に収録されています
ギターのボリュームを0にした状態で弾いた後、すぐボリュームを戻すと
弾いたときのアタック音が消えて
このような演奏ができます
音が似ていることから
「ヴァイオリン奏法」と呼ばれたりしますね!
やってみるとボリューム操作がめちゃ忙しくて
この速さで弾くとなるとかなり難しいです!
誰が発明したのかわかりませんが
ジェフ・ベックやイングウェイ・マルムスティーンなどのギタリストも
頻繁に使っているようです
画期的なすごい奏法なんですが
ギターに興味がない人にとっては
どうでもいい話ですよね~笑
というわけで番外編にしました<(_ _)>
初期ヴァン・ヘイレン音源購入法
ファンになった方は
もちろんアルバムごと買ったらいいと思うんですけど…
私的見解ですがヴァン・ヘイレンには
「捨て曲なし!このアルバム最高!」っていうのが
ない気がします…
なのでこの記事でヴァン・ヘイレンに興味を持ってくださった方は
MP3でお気に入りの曲をサクッと買ってしまうのがいいと思います
リンクはこちら!
1st 「ヴァン・ヘイレン(炎の導火線)」
Eruption
I'm the One
Ice Cream Man収録
You're No Good
Bottoms Up!収録
JUMP
Panama
Hot for Teacher
Girl Gone Bad収録
さらに、皆さんに
最高に音楽と合う動画!のご紹介です!
焚火!
葉巻!
お酒!
を楽しんでいるこちらの動画は美しい4K映像に加え
焚火の心地よくパチパチと薪がはぜる音はハイレゾ録音でとてもきれいです!
あなたのお気に入りの音楽とともに
睡眠や作業の時間のおともに
そして、最高のリラクゼーション体験を
皆さんに与えてくれること間違いなしです!
カッコよくて
癒される
「TERRA HARMONY」さんの動画を
ぜひチェックしてみてくださいね!
そのほかのヴァン・ヘイレンの記事はこちら!
さて
もはや音楽好きの間では欠かせない存在になった「音楽配信サービス」
「Apple Music」は圧倒的な楽曲数を誇ります!
好みに合わせて聴いたことのない楽曲を紹介してくれたり!
音楽検索アプリ「Shazam」と連携することによって
出先で聴いた「あっこれいいなー」と思った楽曲をカンタンにプレイリストに入れることが出来ますよ!(*´▽`*)
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今回ご紹介した楽曲は
すべて入ってます!(*´▽`*)
こんな記事も書いてます
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