今回は
SKID ROWが全米NO1を獲得した
ロック、ヘヴィ・メタルの超名盤!
「Slave To The Grind」のお話です!
デビュー前のスキッド・ロウはボン・ジョヴィに見いだされ
彼らのライヴのオープニングアクトに抜擢!(=゚ω゚)ノ
その勢いでリリースした1989年のデビューアルバムはいきなり全米6位を獲得!(=゚ω゚)ノ
続く1991年のセカンドアルバム「Slave To The Grind」はなんと…
全米NO1を獲得しました!(=゚ω゚)ノ
「ヘヴィ・メタル」という音楽全般からするとマイナーなジャンルで
これはすごいことなんですよ!(=゚ω゚)ノ
もちろん!彼らの音楽が素晴らしかったことは間違いないんですが
なぜ1位になれたかというと…
私見ですが…
SKID ROWのボーカリストであった
セバスチャン・バックが大いに関係してると思うんですよね!
目次
セバスチャン・バックという男
SKID ROWのリーダーではありませんが
ボーカルにしてフロントマンであるこの男
歌が上手いのはもちろんなんですが
加えて
190cmを超える長身で
さらにイケメンだということでアイドル的な人気を博し
当時の映画俳優などをバンバンなぎ倒して
日本で言う「抱かれたい男」みたいなランキングで常連になるなど
音楽以外のところでも大人気でした!(*´▽`*)
才能があって、曲が良くて、歌もうまくて
そんな人たちがごまんといる世界でNo1になるには
「音楽に興味がない人をも振り向かせるカリスマ性」
が必要かと思うんですが
それを持っていたのが彼
セバスチャン・バックだったと思うんですよね!(*´▽`*)
残念なことに3枚のアルバムを残して脱退してしまいますが
彼らの歴史を語る上で最初の2枚のアルバムは必聴の名盤であり!
「SKID ROW歴代のパフォーマーの中でNo1は?」と聞かれれば
誰もが
「セバスチャンしかいない!」
と答えるでしょう
今回はそんな彼らの全盛期を彩る名盤!
セカンドアルバム「スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド」の楽曲をご紹介します
それでは行きましょー!(*´▽`*)
アルバム「Slave To The Grind」
1991年発表
前述のとおり全米No1を獲得しました!(=゚ω゚)ノ
彼らの代名詞である
ゴリゴリに叫び倒すいかついロック!
聴くものを震わせる珠玉のバラード!
は、ますますクオリティを増し
静と動を併せ持つ
日本語で言うならば
「風林火山」
のようなカッコいいアルバムに仕上がりました!(=゚ω゚)ノ
ちなみにこの
アルバムジャケットのアートワークは
セバスチャンの父親が手掛けたそうです
その表題曲はこちら!!!
Slave To the Grind
スピーディでカッコいい怒涛のヘヴィメタ!
「Slave」は「奴隷」
「Grind」は「引きずる」といったような意味で
Can't be king of the world If you're slave to the grind
社会の奴隷になって引きずられてたんじゃ
王者になれねーぜ!!!
って感じの意味でしょうね!
めっちゃ気分アガります!(*´▽`*)
次です!
Monkey Business
静かな曲かと思いきや…
セバスチャンの雄たけびで一気にロック全開!
ラップのようなリズムで叫びたおす※バズ!
(※セバスチャン・バックの愛称)
これはカッコイイ!(*´▽`*)
メロディよし!
ギターソロよし!
静かなパートもあり
彼らの作曲センス爆発の楽曲です!
ちなみに「モンキー・ビジネス」とは
「インチキ」とか「イカサマ」といったような意味です
次です!
Quicksand Jesus
彼らのもうひとつの魅力である「バラード」
レッド・ツェッペリンの「Baby I'm Gonna Leave You」を彷彿とさせるギターアルペジオで始まり
ダークな雰囲気の中にも美しいメロディが展開されてゆきます
スコッティ・ヒルの泣きのギターソロも最高!(*´▽`*)
4:20あたりからのバズの雄たけびで背筋が震えます!(=゚ω゚)ノ
そのままスコッティとの掛け合いが展開されフェードアウトしますが…
「フェードアウトしないでもっと聴かせてー(>_<)」と
別の意味で叫びたくなる楽曲です!笑
次です!
Psycho Love
(曲は0:09から!)
前作の「Piece Of Me」を踏襲したようなパンク寄りの楽曲!(*´▽`*)
いやーシンプルにカッコいいです!(*´▽`*)
Livin' On A Chain Gang
こちらも彼らの作曲センスが光る楽曲!(*´▽`*)
エルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」を彷彿とさせる入り!
厳密には違うんでしょうけど16ビートに聞こえる楽曲です!
16ビートでヘヴィメタ!(=゚ω゚)ノ
激しく!重く!美しく!
やっぱりオリジナルメンバーの破壊力ハンパないですね!(*´▽`*)
最後です!
Wasted Time
アルバムを締めくくる曲!
ではないんですが…
最後から2番目の曲です笑
もう1曲美しいバラードです!(*´▽`*)
セバスチャンの歌ももちろん素晴らしいですが
私的には3:27あたりからの
スコッティの「ためまくるギターソロ」が最高です!(*´▽`*)
「超絶技巧」と呼ばれるギタリストではないですが
リズムはずしてこれだけ情感たっぷりに弾ける人は珍しいです!(=゚ω゚)ノ
もっと評価されていい方だと思いますね!(*´▽`*)
以上6曲ご紹介させていただきましたが
ご紹介できなかった他の曲も素晴らいんですよ!(*´▽`*)
正直
「全部紹介したい!」っていう名盤です!
ぜひチェックしてみてくださいね!(*´▽`*)
SKID ROW脱退後のセバスチャン・バック
さて全米NO1を獲得し栄華を極めたスキッド・ロウ
4年後の1996年3rdアルバム「Subhuman Race」を発表します
カッコいい曲もあるんですが
セールス的にはヒットせず…💧
でもこれは時代のせいもあると思うんですよ!(=゚ω゚)ノ
この年代のビッグネームバンドは
カート・コバーン率いるニルヴァーナのグランジブームのあおりを食らってだいたい失速しています
時代の流れは恐ろしいですね(>_<)
彼らはさらにこの間にメンバー同士が不仲になり
セバスチャンは追い出されるような形でバンドを脱退します!
(つまりクビ!(=゚ω゚)ノ)
しかしここで腐らないのがセバスチャン・バックという男!!!
抜群のルックスと歌唱力を武器にブロードウェイ・ミュージカルに参戦!
2000年「ジキルとハイド」
2001年「ロック・ホラー・ショウ」
2002年「ジーザス・クライスト・スーパースター」に出演!
さらに有名アニメ「スポンジ・ボブ」に声優として参加するなど
ロック業界から抜け出しより多くのファンを獲得しました!
この辺ちょっとモトリー・クルーのヴィンス・ニールとかぶるんですよねー
(クビになった後のソロアルバムがモトリーよりヒットした!(=゚ω゚)ノ)
干されたボーカリストなめんなよ!!!<(`^´)>
いやーカッコいいです!(*´▽`*)
さて…
その…
セバスチャン脱退の本当の理由…
それは謎なんですが…
表向きは「キッス」というアメリカのレジェンドバンドのオープニングアクトを務めるという話があったとき
セバスチャンは賛成しましたが
(キッスの大ファン!)
他のメンバーが反対したことから口論に発展し
結果、クビ、脱退となったらしいんですが
2021年現在、再結成の話が持ち上がっていながら実現していないところを見ると
根が深そうですね
私的には
やはりそんな単純な理由だけではないように思います
そもそもバンドにおいて「ボーカリスト」と「バンド」は対立しやすいです
それは興味の対象が
ボーカリスト→歌
バンド→音
というふうに基本的に違うことが原因かと思いますが
彼らの最大のヒット曲である※「アイ・リメンバー・ユー」は
(※デビューアルバムに収録!)
もともとバンドメンバーがアルバムに収録するのを反対していたところを
無理やりセバスチャンが収録したという経緯があり
しかもそれが最大のヒット曲になってしまったという事実
もうデビューの頃からすでに亀裂が入ってるエピソードですよね…
エアロスミスの「ミス・ア・シング」の経緯とちょっと似てます…
あとやっぱり音楽はビジネスの世界でもあるので
お金の問題もあろうかと思います
セバスチャンの言葉を借りれば
「俺はデビューの時19才のガキで何にも知らなかった
(ほかのメンバーは4~5才年上)
みんなで作った曲なのに作曲のクレジットに俺の名前が入ってないのはおかしい」
という趣旨の発言をしており
それを受けたデイヴ・スネイク・セイボ(リーダー、ギター、作曲担当)が
「作曲にセバスチャンが貢献していないと言えば嘘になるが
俺らと同じぐらい貢献していたと言えば嘘になる」
と答えるなど
ここが不仲が根深い原因かと思います
(セバスチャンも脱退後散々攻撃してましたし…💧)
セバスチャン・バックは2021年現在53歳なんですが
父親も祖父も57才で他界しているらしく
「もういつ死ぬかわからない、今までのことは謝るからスキッド・ロウに復帰したい」
という趣旨の発言をしており
それを受けたバンド側が復帰を拒否して別のボーカリストを加入させた
というのがここ最近の彼らの動向です
この先どうなるんでしょうね!
見たいような…
見たくないような…
いずれにせよロック、ヘヴィ・メタルを語る上で欠かせない存在
オリジナルメンバーのSKID ROWは
才能だけでなく
時代の流れやカリスマ性
そして何と言っても奇跡の出会いという運命!
(セバスチャンだけカナダ出身!(=゚ω゚)ノ)
そのすべてが噛みあって世に出たロックレジェンドであることは間違いありません!
彼らの残してくれた素晴らしい音楽に感謝しながら
今後の動向に注目しようと思います!
最初の2枚はホント
ベストアルバムか!( `ー´)ノ
っていうすごいクオリティなので
おススメですよ!(*´▽`*)
ぜひチェックしてみてくださいね!(*´▽`*)
リンクはこちら!
1st「SKID ROW」
こちらの記事でご紹介しています!
そして今回の記事でご紹介した
2nd「Slave To The Grind」
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>
ではまた!
さらに、皆さんに
最高に音楽と合う動画!のご紹介です!
焚火!
葉巻!
お酒!
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その他のSKID ROWの記事はこちら!
さて
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こんな記事も書いてます!
「ミス・ア・シング」がバンドに与えた影響を解説しています