今回は
1990年代にロックシーンを席巻したバンド!
エクストリームのお話です!
みなさんは…
「エクストリーム」というバンドにどんなイメージをお持ちですか?
モア・ザン・ワーズ?
ヌーノの超絶テクニック?
ファンク?
ヘヴィメタル?
それらのどれもが彼らのイメージとしては間違ってはないんですが…
彼らを何か一つの単語でカテゴライズするのは危険です…💧
エクストリームの魅力は何と言っても
本当にひとつのバンドなのか?(@_@)
っていうぐらいの
驚くほどの多様なアイデアと
さらにそのアイデアを
素晴らしい楽曲として具現化できる才能!(=゚ω゚)ノ
これに尽きます!
ヌーノ・ベッテンコートのギタープレイに焦点が当てられがちですが
エクストリームは…
楽曲が素晴らしいバンドなんですよね!(*´▽`*)
ロックの歴史の中で見ても
これだけのアイデアを融合させて
ひとつのバンドとして
しかも美しく素晴らしい楽曲として表現した人は稀有な存在で
もっと「後世に残る素晴らしいバンド」として評価されてもいいと思うんですよね…💧
しかしバンドの音が「ヘヴィメタル」寄りだったり
(※あくまで音だけ!(=゚ω゚)ノ)
「ギターテクニック」という
楽曲の素晴らしさとはあまり関係ない部分がクローズアップされたり
その他いろいろな歯車がかみ合わず…
「エクストリームって90年代に売れたよねー」
「懐かしいなー」
ぐらいの評価にとどまってしまった感があります…💧
もったいない!(=゚ω゚)ノ
メタルファンのみならず…
ロックファンは必聴のバンドですよ!(=゚ω゚)ノ
今回はそんな多才な魅力にあふれる
彼らのファーストアルバムのお話です!
それでは行きましょう!(*´▽`*)
目次
メンバーのご紹介!
さて「エクストリーム」は
1985年
アメリカ、マサチューセッツ州で結成!
このへん
「ザ・ドリーム」というバンドが前身でメンバー交代をへて
「エクストリーム」が結成されました!
1989年にアルバムデビューですので90年代のバンドに区分されます
ちょっと下積み期間があったんですね!
ゲイリー・シェロン
ボーカルを担当!
イケメンですね!(*´▽`*)
いかつくてパワフルなのに美しい声も出せる!
筋肉モリモリなのに脇毛ツルツル!
「学校に行きたくない!」「先生に飼われるのはヤダ!」
と子供じみたことを言いながらある日突然「世界平和」を訴える
ギャップ満載のパフォーマーです!
「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」でのパフォーマンスは伝説となりました!
「ヴァン・ヘイレン」の3代目ボーカリストにも抜擢!(=゚ω゚)ノ
ロックもできてバラードもできる!
エクストリームになくてはならない存在です!
作詞も担当!
ヌーノ・ベッテンコート
ギターを担当!
眠そうな目が印象的なこの方
ロックギター好きならおそらく知らない人はいないであろう…
オリジナルギター「N4」を武器にロックギター界に衝撃を与えた
90年代を代表するギターヒーローです!
おっとりしてそうですが
性格は完璧主義者で妥協を許さず
やりすぎてバンド解散の一因となりましたが…💧
いくつものエクストリームの多彩な楽曲がこの人によって生み出されており
エクストリームの心臓部と呼べる人です!
ギタリストとしても超一流!(=゚ω゚)ノ
一言では言い表せないので後述しますが…
彼のギターサウンドは伸びがあって艶やかでセクシー!
まるで彼の髪の毛のようです笑
パット・バジャー
ベースを担当!
ヌーノやゲイリーの派手さに隠れがちですが
デビュー当初まだバンドが有名でなかった頃
ブロンドイケメン枠でジャケ写のトップを飾ったりしてました!(*´▽`*)
バンド演奏ではギターとベースが同じフレーズを引く
「ユニゾン」という弾き方があるんですが
ギターの速いフレーズに合わせてサラっと弾いてしまったり
「スラッピング」というベーステクニックを披露したりと
イケメンだけにあらず
楽器の腕も本物です!(*´▽`*)
車好きで
マスタング(フォードのスポーツカー)について熱く語っていたインタビューを読んだことがあります
ザ・ロック小僧って感じですね!(*´▽`*)
ポール・ギアリー
ドラムを担当!
上手いです!
エクストリームの多彩な曲を見事に叩きこなします!
この人は何が凄いのかというと…曲は多彩なのに…
ドラムセットがシンプル過ぎる!(=゚ω゚)ノ
っていうことですね
ドラムセットというと例えば XJAPAN の YOSHIKI とかだと
こんな感じで
太鼓がたくさんあるイメージですよね!
しかしポール・ギアリーは
こんな感じ
シンプル!(=゚ω゚)ノ
これでエクストリームの多彩な楽曲を支えているわけですから
本当に上手いドラマーだということがわかります
このセンスは本人の大人しくて控えめな性格もあるようで
彼はもともと「アーティストをマネージメントする」という
裏方の仕事に興味があった人なんです
実際にエクストリームのマネージメントも彼が手掛けていましたし
エクストリームを脱退する理由も「マネージメントに専念したい!」
というのが理由でした
そのあと立ち上げたマネージメント会社を10年間経営し
高値で売却していますので
ある意味いちばん多才なのは彼かも?笑
エクストリームの黄金期を支えた名ドラマーです!(*´▽`*)
以上!
エクストリームのオリジナルメンバーのご紹介でした
それでは曲いきましょう!
ファーストアルバム「エクストリーム」
1989年発表
1985年の結成以来
地元ボストンで数々の賞を受賞し
A&Mレコードとの契約にこぎつけた彼らが満を持してリリースした
記念すべきデビューアルバムです!
「モア・ザン・ワーズ」のようなビッグヒットはありませんが
すでにロック、メタルだけにカテゴライズできない彼らの多才な才能が爆発!(=゚ω゚)ノ
アルバムの完成度が高く
通して聴いても飽きない名盤ですよ!
曲はこちら!
Little Girls
アルバムの1曲目!
ギターの※リフがノリノリです!(*´▽`*)
(※曲の中核をなすギターフレーズの繰り返しのことでリフレインの略)
コーラスも入ってポップなメロディ!
まさしく彼らが大好きと公言する
クイーンとヴァン・ヘイレンの影響が色濃く表れたナンバーです!
彼らはデビュー前に地元ボストンで
「最優秀ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・アクト」という賞を2年連続で受賞しており
本人たちはヘヴィ・メタルにカテゴライズされることを嫌ったのか?
頑張ってハーモニカを取り入れて抵抗を試みますが…笑
ノリのいい曲調と
ヌーノのヘヴィメタサウンドによって
「ファンクメタル」
とカテゴライズされてしまいました…💧
全然メタルじゃないよ!( `ー´)ノ
もっと正当に評価してあげて―!(>_<)
次です!
Wind Me Up
どうですか?
彼らのことを「ファンクメタル」って聞いていた人は
あれ?
って思うのではないでしょうか?(@_@)
0:45あたりからのサビの部分が
とってもポップでキャッチーですよね!(*´▽`*)
確かにギターの音はメタル寄りだし
ギターソロも超絶技巧で弾き倒すタイプの演奏なので
メタル好きな人のためのバンドなのかもしれませんけど…
きれいなコーラスも入っていて
イージーリスニングとしても聴ける
ポップでキャッチーな彼らの魅力がよく表れた曲だと思います!(*´▽`*)
次です!
Mutha(Don't Wanna Go To School Today)
「Mutha」というスペルは軍事用語のスラングのようですが
「Mother」と同義で「お母さん」という意味ですね
ママ!今日は学校に行きたくないよ!
と、ひたすら叫ぶ楽曲です!笑
王道のロック小僧ネタですね!笑
このアルバムには他にも
「ティーチャーズ・ペット」という楽曲も収録されており
学校くだらねえ!
っていうのがこの頃のゲイリーのアイデンティティだったことがわかります
こちらの曲はギターソロもポップなメロディでコーラスも美しく
やはり彼らのキャッチーな面がクローズアップされた楽曲ですね!(*´▽`*)
次です!
Flesh 'N' Blood
「Flesh」はスペルが「L」なので「肉体」という意味
「フレッシュ・アンド・ブラッド」で
「生々しい肉体」
っていうセクシー?な意味になります(*´▽`*)
とってもノリのいい曲で
2:07あたりから繰り出されるパットの「スラッピング」というベース奏法は
おもにファンク界隈のベーシストが多用する奏法でして
ベースの弦を引っ張り上げてバインバイン跳ねたようなノリを生み出します
有名なのはこの曲ですね
グラハム・セントラル・ステイション「POW」
(2:55からがわかりやすいです!)
で、エクストリームの「Flesh 'N' Blood」ですが
曲を聴いてみると…
0:50からのBメロとかすごい美しいフレーズなんですよねー(*´▽`*)
裏声とかね!
がんばって色々取り入れてるんですが…
「ファンクメタル」の呪縛から逃れられないエクストリーム(>_<)
Wikipediaで彼らのことを検索してみると…
ジャンル…
ヘヴィメタル
ハードロック
ファンク・メタル
グラム・メタル
ちwwがwwうwwぞwwwww\(゜ロ\)(/ロ゜)/
最後です!
Rock A Bye Bye
えっ、これゲイリー?(@_@)
いかついムキムキ男からは想像できないやさしい歌声!(>_<)
ピアノの伴奏にストリングスアレンジが施された美しいバラードです!
(3:17から最後にかけて美しいギターソロのおまけつき!)
ロック、メタル、ファンク
そんな彼らをカテゴライズしたがる人々を一蹴!(=゚ω゚)ノ
多才な音楽性を見せつけました!(*´▽`*)
ちなみにピアノ演奏やオーケストラアレンジは
ギタリストであるヌーノによって行われてます
ギターのみならずマルチプレイヤーなんですね!(*´▽`*)
しかしこのヌーノ・ベッテンコートという男
恐ろしく多才で、それは素晴らしいんですが…
○どんな曲にも難解なテクニックのギターソロをブッこんできたり
(それが彼らをメタルというジャンルに埋没させた原因かと…)
○バンドメンバーをないがしろにするような曲を収録したり
(この曲のようにベースとドラムが参加しない曲がいくつかある…)
「俺の才能!俺の音楽を認めてくれ!」
っていう声が聞こえてきそうな楽曲が結構な数ありまして…
ちょっと我が強すぎるんですよね…💧
これが後にバンドの崩壊を引き起こしたのではないかと…💧
個人的には思ってます
ヌーノが生み出した多彩な楽曲は
彼が大好きでいちばん影響を受けたと公言する
クイーンを意識してのことかと思うんですが…
(ちなみにクイーンもエクストリームのことを「クイーンの最大の理解者」と発言しています!(=゚ω゚)ノ)
クイーンは全員が作曲者であったり
メンバーの個性を無意識に調整する人物がいたりと
影響は受けても同じように活動することは…
不可能なバンドなんですよね…💧
それはこちらの記事で解説しています<(_ _)>
まあ、我が強いのは若気の至りであったとして
いずれにしてもエクストリームが世に出した楽曲群は
本当に多彩でメロディも素晴らしいものがたくさんあるんですよ!(=゚ω゚)ノ
しかし無意味にカテゴライズされたり
我が強すぎて全体像が見えなかったりと
いくつかの惜しい理由で…
正当に評価されていない!(=゚ω゚)ノ
と私ハリネズミは思うわけです
3回を予定している今回のエクストリーム特集では
そんな彼らの魅力を改めてクローズアップし
ロック、ヘヴィメタ好きのみならず
より多くの音楽好きな方に
エクストリームの存在を知ってほしい!(=゚ω゚)ノ
というコンセプトでお送りさせていただこうかと思っております
「エクストリームいいじゃん!(*´▽`*)」
と興味を持っていただければ幸いです<(_ _)>
ではぜひ次の記事でもお会いしましょう!
今回のおすすめアルバム
今回ご紹介したファーストアルバム「EXTREME」は
この記事でご紹介できなかった他の楽曲も非常にクオリティが高く
全米NO1とかいうタイプの楽曲は収録されていませんが
聴いててダレちゃう曲がなくて、アルバムの完成度が高く
作り込み過ぎないナチュラルな彼らの魅力がよく出ている
アルバムを通して飽きないで聴けるという
長くお付き合いできる名盤です!笑
エクストリームのバンドとしてのカラーがいちばんよく出てるアルバムと言えます
イージーリスニングとして
ドライブとかに最適ですね!(*´▽`*)
おススメですよ!(*´▽`*)
こちらです!
怒涛のスラッピング!!!
グラハム・セントラル・ステイションの「POW」が気になった方は
こちらになります<(_ _)>
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>
ではまた!
さらに、皆さんに
最高に音楽と合う動画!のご紹介です!
焚火!
葉巻!
お酒!
を楽しんでいるこちらの動画は美しい4K映像に加え
焚火の心地よくパチパチと薪がはぜる音はハイレゾ録音でとてもきれいです!
あなたのお気に入りの音楽とともに
睡眠や作業の時間のおともに
そして、最高のリラクゼーション体験を
皆さんに与えてくれること間違いなしです!
カッコよくて
癒される
「TERRA HARMONY」さんの動画を
ぜひチェックしてみてくださいね!
フレディ・マーキュリー追悼コンサートでの
エクストリームの伝説のパフォーマンスも必見ですよ!
その他のエクストリームの記事はこちら!
さて
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「Apple Music」は圧倒的な楽曲数を誇ります!
好みに合わせて聴いたことのない楽曲を紹介してくれたり!
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今回ご紹介した楽曲は
すべて入ってます!(*´▽`*)
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