今回はエアロスミスのお話は「その3」です!
目次
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エアロスミスの低迷期
1973年にアルバムデビューしたエアロスミスは
バンドの編成人数や
ボーカルとギターが人気の2トップだということから
ローリングストーンズの弟分
というレッテルを張られ
自らのオリジナリティを出すのにだいぶ苦労しますが
もともとの歌唱力、演奏力の高さ、そして何よりカリスマ性がありましたので
順調に人気を獲得し
いつしか彼らはアメリカで1位、2位を争う人気バンドへと成長しました
が…
1970年代の後半から80年代の半ばぐらいまで
低迷期が続きます
晴れてロックスターとなった彼らでしたが
当時のロックンローラーの間では定番だった
おクスリに手を出しまして
やりすぎたのがどうもその原因だったみたいです…
やりまくった結果バンドはメチャクチャになり
大事なデモテープをオーブントースターで焼いたり…💧
ギターのジョー・ペリーが脱退したりと…
解散までには至らず活動は続けていましたが
人気は低迷し
アルバムを出しても注目されず
新曲は売れず
世間から忘れ去られてしまいました…
Run-DMCと「Walk This Way」
しかし、エアロスミスはこのままでは終わりませんでした!
再び彼らをメインストリームに押し上げたきっかけ
その復活ののろしとなったのが今回ご紹介する
「walk this way」というソウル、ファンクテイストのリズミカルな
1975年発表の彼らのオリジナル曲なんですね!
時代と運を味方につけ
何よりもストーンズの弟分というレッテルから逃れるために
いろいろなジャンルの音楽を取り入れる!
という彼らの活動と才能が
この復活劇には大きく功を奏しました
時は経って1986年
つまり原曲の発表から10年以上たってます!(=゚ω゚)ノ
1980年代後半からは
音楽シーンにはエレクトロニクスが大幅に導入され
DJによるサンプリングやループといった技術を多用した
ラップやヒップホップなど
いわゆるブラックミュージックが
世界を席巻する前夜のような時代でした
TLCやローリン・ヒルなどのアーティストが大ヒットしましたね!(*´▽`*)
ビヨンセなんかもこのムーブメントの中から出てきた人のように思います
このブラックミュージックムーブメントを受けて
90年代に入って日本でも
宇多田ヒカルやSPEEDなど
ソウルミュージックに色濃く影響を受けたミュージシャンが大ヒットしました!
その前夜のような1986年
Run-DMCというラップユニットが
このエアロスミスの「Walk This Way」をカバーして
エアロスミスと共演するんですね!
それがヒットしたことを受けて
再びエアロスミスが脚光を浴び
これが復活の狼煙となりました!!!
そのRun-DMCの「Walk This Way」ビデオクリップに
スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーが参加しています!(=゚ω゚)ノ
こちらです!

いわゆるDJのスクラッチ音がサンプリングされていたり
靴ひものないスニーカーで登場したりと
ブラックカルチャー全開の仕上がりになっていますので
今見ると歴史が感じられて面白いです
オリジナルは1975年のエアロスミスのアルバム
「Toys in the Attic」に収録されています
(これにはなぜか「闇夜のヘヴィロック」とかいうダサい邦題が付いている…笑)

うーん…カッコいい!
このオリジナルバージョンはもともとヒット曲だったんですが
このRun-D.M.Cのカバーによってリバイバルヒットしたことによって
「ロックとラップを融合した曲のパイオニア」
という地位を確立し
音楽の歴史の中でも重要な1曲となりました
そしてこのRun-D.M.Cのカバーによって
復活したエアロスミスは
スティーヴン・タイラーのボーカルを前面に押し出す
という路線に変更し
「Permanent Vacation」「PUMP」と順調にアルバムを発売し
徐々に人気を取り戻し
1993年のアルバム「GET A GRIP」で
ついに全米No1を獲得し!!!
大復活を遂げました!!!
スゲー!!!(=゚ω゚)ノ
1度低迷して音楽シーンから忘れ去られたところからのこの復活劇
時代の流れや運もあったと思いますが
何よりも10年も前にその楽曲を発表していたという
彼らの才能がすごいですよね!(*´▽`*)
速すぎた天才みたいな…
このエピソードがあるからこそ!
エアロスミスはいつの時代も
また何かやってくれるんじゃなかろうか?(@_@)
と期待させてくれるんですよね!(*´▽`*)
では次回はその
「GET A GRIP」のお話をしようかと思ってます
ではまた
今回のおすすめアルバム
RUN DMC
エアロスミス
今回のこの記事はエアロスミス特集の第3弾です!
年代順に彼らの名曲や活躍をご紹介しています!
ぜひチェックしてみてくださいね!
第1弾!
第2弾!
第4弾!
第5弾!
さて
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